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スペイン語つなぎ言葉 その3

はい、やってきました。つなぎ言葉シリーズの3回目。LA TESIS【ラ・テシス】です。

いや〜、少し間が開いてしまいましたね。そういう日もあります。

では早速、前回の「Entonces」の補足ですが、林先生の「じゃあ、いつやるの?今でしょ?」のこの「じゃあ」も「entonces」が使えます。詳しくは「じゃあ、いつやるの?今でしょ?」まで

さて、まず今回、最初に紹介したいのが……

7. Así que…(〜なので)

これは「entonces」と同じ言葉で、「〜だから」「〜ってことで」という論理関係を繋ぐ語です。論理関係だけでなく話の要点をまとめる時や、自分の理解度を表現するためのつなぎ言葉として使うのも良いでしょう。

¿Así que al final fuiste al restaurante?
(それで、つまり、結局レストランに行ったの?)

つなぎ言葉としては「bueno」や「nada」とともに使われ、「だから、いずれにせよ」や「だから..そう..」という意味で使われます。

Así que bueno, esa es toda la historia.
(だから、そうこれが話の全てさ)

8. Bueno…まあ、良いけど

さあ、ここでやっと来ました「Bueno」。知る人ぞ知る「Bueno」。スペイン語を学習したことがある人は何度も聞いたことがあるはずです。聞いたことがなければ、スペイン語を学習したとは言えないぐらい重要な言葉です。もともとの意味は「good」ですが、つなぎ言葉としての「bueno」は色々な意味があります。

まず1つめの使い方が「pues」と同じく「じゃあ・それなら・んー」といった話初めに話すことがまとめ切れていない段階で使います。

Bueno… lo tengo que pensar un poco más.
(じゃあ、それなら自分はその事についてもう少し考えなければいけない.)


2つめが何か同意する時のつなぎ言葉として使う事ができます。あるいは誰かが何かを提案した時にその提案に対して理に適ったものと思えた時に使えるつなぎ言葉でもあります。

Bueno… sí, eso me parece una muy buena idea.
(まあ、そうだね、そのアイデアは凄い良さそうだね。)


最後に3つめですが、ゆっくり大きな声で引き延ばしながら言うことで、苛立ちや不信感を含意したつなぎ言葉として使うことができます。この場合、多くは「pero」を伴いながら使います。もはや「good」の意味は欠片ほどしかありません(笑)

¿Todavía no habéis fregado los platos? ¡Pero bueno!
(まだ食器を洗ってないの?じゃあ、(もう)良いよ!)

 


【今回のまとめ】

一言と言っても使い方が何通りもあるので、使いこなせるようになるには、一朝一旦には行きそうにはないですね^^;今回は2つしか紹介できませんでしたが、次回は3つは紹介したいと思います。このシリーズはあと2回となります。ちょっとしたことですが、注意してつなぎ言葉を聞くのも良い勉強になるかもしれませんね。とにかく体で覚えるまでが勉強です。

スペイン語つなぎ言葉 その4へ続く